Noahと申します(5)
さて、自己紹介シリーズも5回目となってしまいました。インディゲーム・フリーゲーム紹介サイト「もぐらゲームス」の立ち上げを行った話を取り上げました。前回はこちら。
Oculus Riftとの出会い
立ち上げた2014年当時、まだVRはそれほどハードウェアが出てなくて、まだまだこれから、といった形だったのですが、前に「ゲームのちからで世界を変えよう会議」の運営を行っていたときに知り合った開発者のSくんから、「Oculus Riftって製品があって、これがすごいんです!」という話を聞かされていました。僕はSくんは未来のビジョンが見えている開発者としてとても尊敬しているのですが、その人が言うからそうなんだろう、ということで、もぐらゲームスを共同で運営していたすんくぼにも、「Oculus Riftというのがなんだかすごいらしいし、きっとVRでゲームを作るアマチュア製作者も出てくるだろうから、これも取り上げる範囲に加えよう」という話をしました。
すんくぼは行動力の人ですので、早速やってみよう、ということでOculus Rift を購入。私はスプラトゥーンとかですら酔ってしまうほどゲーム酔いがすごいので、なかなか難しかったのですが、すんくぼはそこからどっぷりとVRの世界にハマっていきます。
VRの別メディアを立ち上げ
しばらく淡々と、もぐらゲームスの更新をしていく時期が続きました。1年弱経ったある日のこと、私は思いました。「VRについては、もう少し本腰入れてやりたい……」
というのは、当時のもぐらゲームスの執筆方針は、インディゲームやフリーゲームなど、大手の企業さんが作ったものではないゲームについて取り上げ、それも単に「面白い」だけではなく、「どの部分が、どう工夫されていてどう面白いのか」という視点まで掘り下げてネットリとレビューするというものでした。なので、基本的には、ゲームをプレイして評価して、という時間を考えると週数回の更新が限界。
そんな中で、VRで取り上げたいニュースはどんどんと出てくるし、VRは、ゲームに限らず今後様々な業界で使われる技術となる。そう考えると、軽めのニュースでも取り上げて読者にお伝えすることや、ゲーム、非ゲームを問わずVRについて取り上げていくことは極めて重要になります。それに、今までは大企業の動向は伝えてきませんでしたが、ソニーやFacebook、サムスンなどがVRに積極的で、大企業抜きでVRを語ることはできない。
そう言ったことを考えていくと、従来のもぐらゲームスは継続させつつ、別メディアとしてVRメディアを立てる必要があるなと考えました。
そこでできたのが、VRニュースメディア「Mogura VR」です。
Mogura VRの開設
Mogura VRは2015年2月24日に開設されたVR専門メディアです。「もぐらゲームス」にて元々行っていた、VRのインディゲームに加え、大手企業の取り組みや、非ゲームの取り組みについても広くお伝えするというニュースメディアです。
現在では、ECサイトであり、主力商品にVR衛生布「ニンジャマスク(商標登録出願中)」などを取り扱っているMogura VR Storeや、VRの求人情報を扱うMogura VR Jobも行っています。
私は現状では社員等ではない状況で、すんくぼが代表として活動を行っています。
Mogura VRのミッションとして私が策定したのは、「VRを"あたりまえ"に。」というもの。VRの可能性は非常に大きいものですが、まだまだ可能性がすべて実現されているわけではありません。こうしたVRでできることを実現していき、VRがスマートフォンを使うように「あたりまえ」といえるような世界にするため、情報提供などを進めていくということです。
現状やっていることの戦略公開などはしない方針ですが、頑張っております。応援よろしくお願いします。
と言ったところで、自己紹介コーナーはおしまいです。基本的に、最近10年間は、ゲームのために過ごしてきたという感じで、特に最近5年は、自分からコンテンツを世の中に発信するというふうに過ごしてきたと思います。今後はもっと、自分の興味の赴くまま、それをうまく形にしていくという活動をやっていきたいと思っています。
ここまで読んでいただいて、どうもありがとうございました。次回からは、個人的な経験とかから思っていることとか、自分がインプットしたことでなるほど!と思えたことをアウトプットしていきたいと思っています。
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