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続・のあろぐ

ゲーム、漫画、アニメで社会を豊かにしたいNoahの個人ブログ

課題→共有→解決のステップで社会は回っている

直感で書いた文章

最近、色々と仕事をしていて思うのは、経済って「課題」→「共有」→「解決」の3つのステップで回ってるなあ、って思うのです。これをちゃんとフレームワーク化したい。今日はそんな話です。

 

課題、悩みがあったらチャンス

仕事をしていると、「最近自分の仕事の中で、こういう問題があるなあ。ここを解決すれば売り上げがもっと上がるのに/コストがもっと下がるのに」ということがよくありますよね。

すごい卑近な例で申し訳ないのですが、先日うちの職場で、自動ドアが壊れまして。ボタンを押すと開く自動ドアだったのですが、かなり強く押さないと開かなくなりました。これを放置しておくと、結構不便だしオフィスの生産性が下がってしまいます。例えばこうしたことも、ビジネス上の課題の一つになりうるわけですよね。

ほかにも、「いい製品を持っているんだけど、売上を上げるためには営業が必要だなあ」「でも、営業をフルタイムで雇うほどはいらないなあ」とか、「この部分を自動化できたら、コストが下がるのになあ」みたいなことはかなりあちこちに存在しているイメージです。

まずは「この課題を発見すること」というのが仕事の始まりになります。つまり、このステップに強い人というのは、「愚痴が多い人」や、「社会に対して不満の多い人」なのかもしれません。不満があるということは改善の余地があるということですね。ただ、自分の不満や要求だけ言っていてもはじまりませんので、当然ギブアンドテイクに仕立てていく必要はあるのですが・・・

課題を自分で解決できないなら人に解決してもらうしかない

次に「共有」のステップです。問題が生じたとき、それを自分の力だけで解決できるなら、解決すればいいわけです。それができないから問題は問題として生じている。例えば先ほど挙げた、自動ドアが壊れたという例でいうと、自動ドアを修理する人が社内にいないから問題になっています。

この時、解決する前に必ず行う動作が、「共有」でしょう。この例の場合は、自動ドアを修理する業者さんを見つけて、「自動ドアが壊れちゃったんですけど……」と共有する。そうすると、問題をその人が解決できるかどうかの判定が始まります。

思うに、昨今ビジネスが加速してきているのは、この「共有」のステップが、非常にやりやすくなってきているからなのではないか、と思います。昔だったら業者を探すのも一苦労だったかもしれませんが、今やGoogleで検索すればすぐに引っかかりますし、もっと難しい課題でも、SNSで「こういう課題を抱えているんですけど、何とかなりませんか」といえば、誰かが「それなら私ができますよ/知り合い紹介しますよ」と手を挙げてくれる。こちらも、何か解決できそうな課題があれば教えてあげる。共有のコストが、極めて低くなってきていると思われます。

共有というのはコミュニケーションのことですので、コミュニケーションが得意な人はこのステップに向いています。課題感をわかりやすく人に伝え、理解してもらう能力です。それから、仕事としてやってもらう場合は、対価を設定する必要もありますので、コスト感のある人が向いているかもしれません。

課題解決フェーズ

解決すべき問題があって、解決する人がいて、適切な対価が支払われれば、そこには付加価値が生まれます。そういったわけで、どんどんと課題は少なくなっていきます。でも、なくなりはしません。人々が完全に不満がなくなるまでこの課題解決プロセスは続きます。課題解決に向いているのは、何か専門知識を持っている人や、淡々と時間を投入できる人、経験のある人、でしょう。

ところで、日本はもしかしたら、この「課題解決フェーズ」の人が多すぎて、「問題発見フェーズ」や「共有フェーズ」に強い人が少ないのが問題なのではないかとも思います。課題を発見できない人が仕事するとき何をするかといえば、「てにをは直し」とか、なんかそれやってもやらなくても変わらないんじゃないの??と思えるような課題感の仕事に全力を注ぎ始めるわけですね。

もしかすると、大学受験問題で「問題を作りなさい」「課題を発見しなさい」型の問題が少なすぎて、全部与えられた課題を解決するような問題ばかり出題されるのがよくないのかな、とか思ったりもします。仕事でも、「仕事は自分で見つけるもんだよ」と言いながら、なかなかうまくいかないのは、課題発見や共有というフェーズで、適切なトレーニングを積んでいないがために起きている問題なのではないか、とも思えます。

あとは、対価の面も重要ですよね。人々に課題探しをさせているのは、お金であったり、やりがいであったりします。お金は非常にこのプロセスの中で大きな役割を果たしています。お金を媒介にした課題解決ゲームをしているわけですよね、私たちは。お金を媒介にした課題解決ゲームについて研究する学問が、経済学や経営学なのではないかと思いました。課題→共有→解決というフェーズを重要視していきたいですね。

こちらからは以上です

問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」

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