続・のあろぐ

ゲーム、漫画、アニメで社会を豊かにしたいNoahの個人ブログ

ジェイン・マクゴニガル氏講演まとめ②―マクゴニガル姉妹の「世界を変えて、美しく生きる方法」

2015年11月18日夜に渋谷・ヒカリエで行われた、ジェイン・マクゴニガルとケリー・マクゴニガル姉妹の講演。Tokyo Work Design Week(TWDW)というやつの一貫で行われたイベントです。

そのうち、ジェイン・マクゴニガル氏の講演についてのまとめ、続きです。

前回はこちら↓

noahp.hatenablog.com

さて、それではゲームの効果を享受するにはどうすればいいのでしょうか。どういうゲームでも良いのです。『パズドラ』でもいいですよ。なんでも良いので、5分間やってみてください。

ゲームをした後、実生活―例えば仕事の課題に取り組んだり、抜け出したい悪いクセについて考えてみて下さい。克服したい課題を、ゲームをした後のマインドセットで考えてみるのです。そうすると、驚くほどにポジティブな捉え方が出来ている自分に気づくはずです。非常に簡単な方法です。

脳を活性化する、4つの方法

ビデオゲームである必要すらありません!実生活で脳を活性化する方法は、200通り以上あります。そのうち、私の4つのお気に入りを公開しますね。

まず最初の方法は、メンタルの力を増やしたいとか、クリエイティブになりたいという時におすすめの方法です。手のひらを30秒間の間、上に向けてください。こうすると、考え方がオープンになり、よりクリエイティブになりやすいと言われています。わたし達の祖先は、ポジティブなことを考えているとき、手のひらを上に向けていました。逆に、拒否する時は手のひらは下に向いているのです。

脳は、手のひらを上にしていると新しいことを受け入れやすい状態になっているのです。実はゲームをしているときは、大体の場合において手は上に向いているでしょう?

2番めの方法は、「予測してみること」です。先読みをするのです。例えば、私の夫は今日は何色のシャツを着ているのだろう?とかです。そして予測をしたら、「さあ、合っているかしら」と、予測の答え合わせをしてみるのです。

例えば、次にケリーがプレゼンを行いますが、ケリーが何を話すのだろうとか。もしくは、そうですね、彼女が「ジェイン」という名前を講演中に何回言うか、予想してみましょうか。私は、2回言うと予想します。皆さんはどう思いますか?

予測してみてください。何だっていいのです。予測することで、脳を活性化させることができます。

3番目の方法は、「いつもと全く逆のやり方をしてみること」です。いつも右手で歯を磨くなら、左手で磨いてみる。後ろ向きに歩くのもいいですね。いつもの道とは逆の方向に行ってもいいです。

いつもと逆のことをするとき、脳は、より集中することがわかっています。脳の活性化が行われると、より時間がゆっくり感じられることがあります。集中しているときも、時間がゆっくり感じられるんですね。脳みそで感じる時間がゆっくりになることで、気持ちにもゆとりが生まれることでしょう。

4番目は、社会的なレジリエンス(回復力、耐久力)を増やすものです。お互いの社会的な関係を強化することができますよ。それは、何かキャッチボールのようなことをすることです。ケリーになにか投げてもらいましょう。(ケリーとキャッチボールを何回かして)このように、お互いに何かを投げ合ったりとかしているとき、もう一人の人が何をするか予測しています。このとき、お互いのことをシミュレーションするので、脳はお互いに鏡写しのように活性化していく効果があります。このようなとるに足らないキャッチボールでも、脳が活性化される効果があります。

こうしたことをしていくと、より活力をもって一日を過ごす事ができます。

今回出版された本の中には、様々な脳の活性化の方法が書いてあります。

 

スーパーベターになろう!

スーパーベターになろう!

 

 どういうふうにすれば、ゲーマーのマインドセットを持つことができるかについて、書いてある本なので、皆さん、ぜひ読んでみてくださいね。

 

ジェイン・マクゴニガル氏のプレゼンは以上です。